金曜にキャラメルボックスの舞台を見に行ってきた。
『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』
目当ては客演として主役を演じた高部あいであることは否定しない。
けど、キャラメルの舞台を見たことはなかったので、大きな人気を持つ同劇団の舞台っていうのはどんなもんだろうという興味もあった。
んで。
感想としては・・・『まぁまぁ』かなぁ。
特にここが駄目だとか声高に言いたいような場所はないし、面白かったかと問われれば、面白かったと答えることが出来る。
脚本は結構好きな感じだし、演者さんのレベルも高いし、舞台も丁寧に作られている。
そして高部あいは可愛かった。
だから不満はないんだけど、かといって、すごく高まるものもなかったのは正直なところ。
多分、ものすごくハードルを上げてたからなんだろうなと思う。
ここまでのし上がって来た劇団なのだから、そのあたりの小劇団とは一線を画す見事な舞台であったり、すごい個性が見れたりするんじゃないかと。
でもそういうのは特に感じなくて、『面白かったね。よく出来てたね』で終わってしまったのがきっと心の底では不満なのだ。
だからその後に『でも・・・』という言葉が出てきてしまう。
観客とは贅沢で、そして残酷だ。
------------------
ただ、これは個人的な好みもあるんだろうけど、変なポーズで安易に笑いをとろうってシーンがやや多くてそこは辟易したところはあるな。
シリアスなシーンの直後にそれがいくつかあってちょっとね。
とはいえ、高部あいは可愛かった。ぱじゃまじゃまじゃまと可愛かった。それだけも僕は満足です。はい。
見てて思ったけど、彼女はただそこに立って笑ってるだけってのがすごく似合うので、精神的トラウマかなんかで全然しゃべれない女の子の役とかやらせたらすごいはまり役だよなぁと思った。そして最後にしゃべる。感動!っていう。
以上妄想でした。
平日ということもあって、客席はかなり寂しかった。池袋サンシャインでやってたんだけど、50%行ってないくらい。ピヴォガールかと思った。
ま、今更こんなこと書くのもあれだけど、でもお暇な方は是非どうぞ。ハードル上げすぎなきゃ、全然いい舞台だと思います。当日だとハーフプライスチケットなんかもあるし(要予約)
というか、万人受けする舞台だと思うし、だからこそこの劇団は成功していて、そしてだからこそ逆に僕のような不満があるのかもしれません。
http://www.caramelbox.com/stage/courage2007/index_f.html
PR
トラックバック
トラックバックURL: